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瀬戸内町アマミノコ幼虫エサ交換

 瀬戸内町のアマミノコは、8月に36頭の幼虫を回収して、800ccと1100ccにそれぞれ18頭ずつ回収して飼育していた。今日はその幼虫のエサ交換を行った。

瀬戸内町アマミノコ幼虫13.8g
瀬戸内町アマミノコ幼虫13.8g

 800ccで飼育していた幼虫は1頭死亡、幼虫の体重は7.0g~13.1g、1100ccの容器で飼育していた幼虫は3頭死亡、幼虫の体重は8.0g~14.5gだった。
 800ccと1100ccに分けて飼育していたのは幼虫の成長の差を見たかったんだが、800ccの容器のマットは乾燥気味になっていた。1100ccの容器は過湿気味になっていたので、1100ccの容器の方が大きくなっている幼虫は多いが、単純な比較は難しそうだ。
 この時期の幼虫は、体重だけで雌雄判別は難しい。精班や頭の大きさ、体重などを総合して雌雄判別することになるが、間違ってしまうことが多い。成長が悪かった幼虫も、良いエサに入れ替えてやると急に成長することもあるので、今回の幼虫は全て1300ccの容器に二次発酵マットを詰めた容器に交換した。
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岐阜県多治見市ミヤマ成虫割り出し

 今年の1月にエサ交換した多治見のミヤマ、16♂2♀と変に♂に片寄っていた。なんかの間違いだろうと思っていたが、ほとんどが成虫になっている様なので、答え合わせを兼ねて割り出した。

多治見市ミヤマ♂67mm
多治見市ミヤマ♂67mm 歯形はいわゆるフジ型、この型の♂はなんか迫力がない

多治見市ミヤマ♂67mm
多治見市ミヤマ♂67mm

多治見市ミヤマ♂65mm
多治見市ミヤマ♂65mm

多治見市ミヤマ♂65mm
多治見市ミヤマ♂65mm

多治見市ミヤマ♂63mm
多治見市ミヤマ♂63mm

多治見市ミヤマ♂63mm
多治見市ミヤマ♂63mm

多治見市ミヤマ♀43mm
多治見市ミヤマ♀43mm

 羽化していたのは15♂2♀、1幼虫(♂)と、1月に雌雄判別した通りとなった。♂に大幅に片寄った原因は、全く思い当たることもない。考えても分からないので、そんなこともあるさ。

 羽化した♂の体長は60mm~67mm、♀は41mmと43mm、幼虫は12.3gとあまり大きくない。幼虫は1500ccの容器に、二次発酵マットを詰めた容器に入れ替えた。

 周年経過は次の通り。
2021年6月孵化800cc、2022年1月エサ交換♂は1500cc♀は800cc、2022年10月羽化。

 エサ交換時の体重は次の通り。
♂60mm、12.3g
♂63mm、9.3g
♂64mm、13.4g
♂65mm、10.8g、11.5g、13.2g、14.4g、14.7g
♂66mm、10.7g、12.6g、14.6g
♂67mm、15.1g、16.0g、16.2g、16.3g
♀41mm、9.4g
♀43mm、8.3g

 いつもの通りで体重が重い方が大きくなる傾向はあるが、絶対に大きくなるわけではない。エサ交換後にどのように成長するかで成虫の大きさはかなり変わってしまう。全く同じ時期に孵化したわけではないし、同じように成長したわけではない。ちょっとしたタイミングで結果が変わってきてしまう。そのタイミングを完全につかむのは個体ごとに差があって無理なので、それなりの個体数でばらつきを抑えるしか方法がないようだ。

 多治見のミヤマは一頭しか幼虫期間が二年にならなかった。しかも大きくない。産卵セットは初夏だったが、もっと遅くしないと私の飼育環境では幼虫期間二年にならないようだ。
 幼虫期間一年でも67mmまで行くので、それほど小型の個体群ではないと思う。低山帯のミヤマなので変態もそれほど早くないと思うんだが、思っていることと実際の成長は違うようだ。

 ミヤマはノコほど一律の成長はしないように感じる。ノコは北海道と九州などと産地が違っても、成長パターンはそれほどの違いはない。しかしミヤマは結構ばらつくので、温度変化への適応力は強いのかもしれない。
 ノコも大型のクワガタだが、幼虫期間は結構な低温環境でも大型の個体が羽化してくる。ノコもミヤマも温帯の冬場の低温にも適応したクワガタだと思うが、ノコよりもミヤマの方がより低温に強いので、より北方系の種なんだと思う。
 ノコの成虫は活動開始後に体が凍るような環境に置くとほとんどの個体は死亡するが、活動開始後のミヤマは体が凍っても活動末期の個体でなければ、温度が上がると何事もなかったように普通に活動する。ミヤマの方がノコより環境が激変しても生き残れるような気がする。同じような環境で競合している2種だが、すごしてきた環境は全く違うのかもしれない。

八女市ミヤマ成虫割り出し

 八女市のミヤマの成虫割り出しを行った。

八女市ミヤマ♂66mm
八女市ミヤマ♂66mm

八女市ミヤマ♂66mm
八女市ミヤマ♂66mm

八女市ミヤマ♂64mm
八女市ミヤマ♂64mm

八女市ミヤマ♂64mm
八女市ミヤマ♂64mm

八女市ミヤマ♂45mm
八女市ミヤマ♂45mm どこの産地でもたまにこんな個体が羽化してくる

八女市ミヤマ♀43mm
八女市ミヤマ♀43mm

八女市ミヤマ♀43mm
八女市ミヤマ♀43mm

 羽化していたのは7♂9♀、幼虫が3頭だった。幼虫の体重は、11.7g、12.8g、15.3g、幼虫は発酵マットを詰めた容器に入れ替えた。
 ♂の体長は、45mm~66mm、♀は40mm~4mmだった。
周年経過は次の通り。2021年7~8月孵化、2022年1月エサ交換、2022.9月羽化。
エサ交換時の体重は次の通り
♂45mm、未測定
♂64mm、4.0g、10.2g
♂65mm、7.6g、12.0g
♂66mm、2令
♀40mm、7.5g
♀41mm、7.6g、8.0g
♀42mm、7.6g、7.8g、9.8g、10.0g
♀43mm、8.4g、9.2g
見てわかる通りで、体重はバラバラ。4gの幼虫が64mmで羽化してくるので、成長期の体重はあてにはならない。

 九州北部のミヤマは佐賀市と八女市のミヤマを飼育している。割と近い地域でともに低地のミヤマだが、佐賀市のミヤマの方が大型になるような気がする。どちらか選ぶとしたら、佐賀市の方かも。

東京都西多摩郡ミヤマ成虫割り出し

 東京都西多摩郡、日原のミヤマ。幼虫期間2年が2♂、3年が1♂1♀残っていた。全て羽化しているようなので、割り出してみた。

日原ミヤマ♂73mm
日原ミヤマ♂73mm

日原ミヤマ♂73mm
日原ミヤマ♂73mm

日原ミヤマ♂68mm
日原ミヤマ♂68mm

日原ミヤマ♂68mm
日原ミヤマ♂68mm

 こちらの♂2頭は幼虫期間2年の個体。73mmと68mmだった。
周年経過とエサ交換時の体重は次の通り。
2020年6~7月孵化、2021年2月エサ交換1500cc、2021年9月エサ交換1500cc、2022年10月羽化
♂68mm、2021年2月9.7g、2021年9月11.6g
♂73mm、2021年2月10.0g、2021年9月14.3g

 日原の♂で73mmは十分大きい方だが、68mmは2年もかかった割には大きくなっていない。1年で羽化した♂とあまり変わらないのはちょと期待外れかも。

日原ミヤマ♂70mm
日原ミヤマ♂70mm

日原ミヤマ♂70mm
日原ミヤマ♂70mm

日原ミヤマ♀40mm
日原ミヤマ♀40mm

日原ミヤマ♀40mm
日原ミヤマ♀40mm

 こちらの1♂1♀は幼虫期間3年の個体。♂は70mm、♀は40mm。
周年経過とエサ交換時の体重は次の通り。
♂70mm、2019年10月孵化800cc、2020年6月エサ交換9.5g、1500cc、2020年12月エサ交換11.5g、1500cc、2021年9月エサ交換16.0g、1500cc、2022年10月羽化。
♀40mm、2019年10月孵化800cc、2020年6月エサ交換4.6g、800cc、2021年9月エサ交換6.1g、800cc、2022年10月羽化。
 日原で70mmならば大型と言ってもいいのかもしれないが、幼虫期間が長かった割にはそれほど大きくなっていない。♀は40mmと、普通の大きさ。単に成長が悪かったんだろうか。

 日原のミヤマは何だかわからないが、幼虫期間が伸びた個体がいた。日原の♂で70mmオーバーならば特大と言ってもいいかもしれないが、思ったよりも大きくないのは日原の個体だからだろうか。東京の西部から山梨の個体群は同じような個体群のようで、あまり大型の個体はいないようだ。飼育個体でも73mm行けば十分かもしれない。

大月市ミヤマ成虫割り出し

 大月のミヤマ、成虫の割り出しを行った。

大月市ミヤマ♂66mm
大月市ミヤマ♂66mm

大月市ミヤマ♂66mm
大月市ミヤマ♂66mm

大月市ミヤマ♀40mm
大月市ミヤマ♀40mm

大月市ミヤマ♀40mm
大月市ミヤマ♀40mm

 羽化していたのは3♂2♀。♂の体長は65mm~66mm、♀は40mm。
周年経過とエサ交換時の体重は次の通り。2021年6~7月孵化、2022年1月エサ交換、2022年9月羽化
♂66mm、12.3g、14.0g
♂65mm、11.7g
♀40mm、7.0g、7.1g
 大月のミヤマは幼虫期間を2年に延ばせば、70mm程度まで行く。幼虫期間1年では60mm後半が羽化してくる。見慣れた山梨のミヤマ、今年の幼虫が羽化したら、そろそろ撤退予定。
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atoz2000

Author:atoz2000
AtoZのブログです。
日本のノコギリクワガタをメインに飼育していますが、国産のクワガタ各種から外国産のクワガタまで飼育しています。コガネムシなどもたまに飼育しますので、クワガタ以外のことも書くことがあるかもしれません。クワガタ主体で昆虫の飼育記録を備忘録として書いてます。

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